弊社が行う鋳造(ちゅうぞう)用木型の製作

まず鋳物(ちゅうぞう)とは?

金属加工法のひとつで、例えば船のモーターやマンホールなどは金属を使用して製作されていますが、金属を直接加工してそれらの形状にするのはものすごく手間がかかります…。そこで、かなりの高温で金属を溶かして液体にしたものを、それらの形になっている木型に流し込み、最終的にはその木型を取り外して目的の形状に固めてしまう加工方法が鋳造(ちゅうぞう)と言います。

木型イメージ

その木型の製作を行っています

そして弊社は、ご依頼頂いた内容に沿って、目的の形状(船のモーター、火力発電所のバーナー、マンホールなど)に対する木型を専門として製作を行っております。いずれも日本のモノづくりを支える最先端の技術を用いて、多種多様のニーズにお応えするべく、あらゆる設計と提案をもとに、仕上がりの形の想像をしっかりと行い製作します。

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お預かりした現図を元に熟練の技術で対応

お預かりした図面や3Dモデルから、もしくはその一方がなくとも、お客様との打ち合わせをもとに、ご要望に合わせた木型を弊社にて製作することが可能です。また今までにないモデルなども図面や資料をもとに型などをデータにし、木型を製作させていただきます。NCマシニングによる機械加工が主流となっている時代ですが、より精密な加工が必要な箇所は熟練された職人による昔ながらの手作業による木型製作にも対応致します。

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鋳造用木型の製作の流れ

01 木取り

原木から目的のものに合わせてどんな材とするか製材します。

02 手加工

機械では難しい細かく繊細な部分を人の手によって加工します。

03 取り付け・組立

木取りし、手加工した部品を組み合わせて取り付け、組立を行います。

04 仕上げ・塗装

最後に取り付け・組立を行ったものを塗装・仕上げを行います。

01 モデル製作(3DCAD)

従来の平面図ではなく、3次元(3D)データの作成をCADで行います。

02 CAM

3DCADで作成した図面をもとに、工作機械に必要な様々なプログラムを作成します。

03 木取り

原木から目的のものに合わせてどんな材とするか製材します。

04 NC加工

自動運転する工作機械を用いて木材を加工します。

05 取り付け

木取りし、NC加工した部品を組み合わせて取り付けを行います。

06 仕上げ・塗装

最後に取り付け・組立を行ったものを塗装・仕上げを行います。

製作物に合わせて手加工や機械加工を行う

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いかがでしょうか?弊社は多種多様に求められるニーズに対し、職人の手を使って加工を行う熟練の技術と、機械によって行う加工を駆使しつつ、臨機応変にお応えできる環境を整えています。2D・3DCADなども用いつつ、mm単位の誤差も許さず妥協しない精神でひとつひとつのモノづくりに対してしっかりと信念をもって対応しています。

お問い合わせなどお待ちしております。

まずは些細なご質問などだけでも結構です。一度お気軽にお問い合わせください。お問い合わせから見積もりまでは無料で実施させて頂きます。お電話もしくはお問い合わせフォームなどお好きな方法をご活用ください。万が一お電話に出れなかった場合は折り返しさせて頂きます。応募フォームであれば24時間対応していますのでそちらもご利用ください。